シトロエン 19_19コンセプト

 

2019年2月に発表された都市型モビリティに焦点を当てた最初のコンセプトに続き、シトロエンはブランド設立100周年を記念して、次なるコンセプト「19_19コンセプト」を発表しました。

19_19コンセプトは、ブランドのマニフェストとして位置づけられ、自動車の既成概念を打ち破り、航空機やインテリア家具のデザイン要素を取り入れることでその独創性を強調しています。この100%電動車両は航続距離800kmを誇り、シトロエンの「Ë-コンフォート」という究極の快適性を体現しています。この名前は、シトロエンの「Ë」シンボルとブランドの核となる「快適性」の二重の意味を持っています。

革新・変革・未来志向の象徴:純粋なシトロエンらしさ

1. 独創的なデザイン

航空機の胴体にインスパイアされた透明なカプセル型キャビンは、車体から独立し、まるで空中に浮かんでいるかのような構造を持ちます。このキャビンは完全に道路から隔離され、最大4名の乗員を最高の快適性で迎え入れる空間です。家庭の延長として設計されたこのキャビンは、各座席に応じた異なる快適な体験を提供します。

2. 革新的な車輪

Goodyear社と共同開発された30インチ(直径93cm)の巨大なホイールは、タイヤとホイールが一体化したデザインを特徴とし、路面を予測して最適な走行モードを判断するセンサー技術を搭載しています。さらに、ハイドロリックバンプストップ付きのサスペンションとインテリジェントなアクティブ制御により、キャビンは滑らかに道路を「浮遊」し、安定したコーナリング性能を実現しています。

 

 

3. 破壊的なテクノロジー

技術的要素が露出したデザインは、航空機の構造からインスピレーションを受けた空力設計を示しています。完全電動の四輪駆動システムと340kW(460馬力)のパワーにより、0-100km/h加速はわずか5秒で達成されます。充電においても、誘導式充電技術を採用し、20分で600km分の電力を回復できます。

4. パーソナルアシスタントの搭載

音声認識を備えたパーソナルアシスタントが乗員のニーズを予測し、ナチュラルランゲージでのコミュニケーションが可能です。

 

 

 

 

快適性の極致

19_19コンセプトのインテリアは、リビングルームの延長として設計され、それぞれ異なる快適な体験を提供します。

  • 運転席:大きなクッションによる柔らかい快適性を実現。
  • 助手席:シートには足元にリクライニング機能があり、C4スペースツアラーを彷彿とさせます。
  • 後部座席:サンデッキのデザインを取り入れたソファ構造で、温かみのあるプライベートな空間を演出します。

 

 

 

さらに、音響や照明も快適性を最大限に高めるよう調整され、星空や道路の眺めを楽しむことができます。シトロエン19_19コンセプトは、乗員を路面から完全に隔離し、究極の快適性と独特な旅を提供します。